碧友

蔵内で１年以上貯蔵したまま眠っていた、飲み頃を迎えた大吟醸をブレンド。親しい友と酌み交わすに相応しい香り豊かで、ほどよい柔らみを帯びた穏やかな味わいのお酒です。 「碧友(へきゆう)」とは擬人化した清酒の異名であり、（出典「童蒙(どうもう)酒造記」：江戸時代初期に書かれた醸造技術書）親しい友と酌み交わすに相応しい酒銘であることから、佐浦酒造では昭和初期に商標登録し使用しておりました。 「碧(へき)」は「光輝く宝石のような石」、「友」は「右手と右手で手を取り合う様子」を表現しております。新型コロナウイルス感染拡大が続くなか、2021年3月には東北地方沿岸部を中心に大きな被害をもたらした東日本大震災の発生より10年の節目を迎えます。この機会にあたり、手と手を取り合い困難を乗り越える応援商品として、碧友銘柄を復活することにいたしました。 ラベルデザインは、「碧友」という言葉のカラーイメージや、コロナ禍において奮闘されている医療従事者の皆様への感謝の気持ちも込めて、青を基調としたシンプルなデザインといたしました。