くどき上手 酒未来 純米吟醸 生詰

くどき上手と言えば、やはり吟醸香の強さでしょう。 色々な酒類を飲みましたが、このお酒は少し控えめでしょうか。 甘味も程よく感じる程度で、スッと切れていきます。 フルーティーさ、香りの強さよりも、お米の旨さを追求したお酒のように感じます。

やや強い。甘いふわっと。

青リンゴのような甘酸っぱい香りです。口に含むとまったりとした香りに、強い旨味と渋味が加わり、予想外のしっかりした香味になります。重たい味わいなので、このお酒だけでいけそうです。

十四代が開発した酒米「酒未来」で醸したお酒です。「酒未来」で作った酒ってどんな味かな？と気になっていました。純米吟醸とうたってはいますが、精米度合いは50%と大吟醸クラスでお得感あります。 飲んでみると、日本酒の少し甘い感じの味がしますが、フルーティというよりは黒糖っぽい甘さでしょうか。ただ、そんなに甘さは主張してきません。くどくなくてとても飲みやすい。 冷やで飲むより、常温の方が味をしっかり感じて美味しい、という個人の見解です。くどき上手は様々な挑戦をされてるイメージですが、どれも美味しいです。